2017年5月22日 (月)

サボテンの花

午前中、裏打をお願いしようと新作2点を持って表具屋さんまで出かけました。
先日いただいた山芍薬を描いたものだったので話が弾みましたが、帰り際に「青木さん、ちょっと玄関に回って・・・」というので行ってみると、見たことのない花の鉢が置いてありました。サボテンです。

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こんなに見事に咲いたサボテンの花を、僕は今まで見たことがありません。驚きました!これじゃあ大好きなチューリップの歌『サボテンの花』とイメージがかけ離れています。
確か2番はこんな歌詞でした・・・

  ♪思い出つまったこの部屋を 僕も出て行こう
   ドアに鍵をおろしたとき なぜか涙がこぼれた
   君が育てたサボテンは 小さな花をつくった
   春はもうすぐそこまで 恋は今終った・・・・・♪

縁日か何かで買ってきた小さなサボテンの鉢を、日当りのいい窓の傍に置いて育てていたら、小さな可愛い花を付けた。二人で頬を寄せてそれを眺め、ささやかな幸せに浸る。ところが、ほんの小さな出来事で愛は破局してしまう・・・な~んて感じの、当時の”四畳半フォーク”の典型のような歌詞ですが、この写真のようなサボテンの花じゃあ、財津さんもこんなイメージの詩は浮かばなかったでしょうね。

さて、さすがにサボテンの花の作品はないので、今日は季節の花「クレマチス」を載せましょう。

       クレマチス

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2017年5月21日 (日)

ヒメウツギとナルコユリ

事務所の窓の外のシモツケの花が色づきました。

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初夏の庭に咲いたナルコユリやヒメウツギの白い花は、もう葉っぱだけになりましたが、画面の中でいっぱい花を咲かせて踊っています。

        ヒメウツギとナルコユリ

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2017年5月18日 (木)

山芍薬

今朝、表具屋さん宅へ絵をとりに行ったとき、「山芍薬」を一輪いただきました。

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「山野草なのに、わが家の裏庭で毎年花を咲かせます。どうも相性が良いみたいですよ!」、と仰っていたので調べてみると・・・山芍薬という花は高温多湿を嫌い、適度な湿気があり通気性の良い所でないと育たないということです。表具屋さん宅はその条件に適っているのでしょうね。

立てば芍薬,座れば牡丹・・・と喩えられるように、芍薬という花は女性の美しさの比喩表現として用いられるような華麗な花ですが、一文字”山”が付くだけで随分雰囲気が変わるものですね!

さて、今日の絵は、三年前に上記の表具屋さんからいただいて描いたものです。2014年の画集にも載せたお気に入りの作品です。

       山芍薬

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2017年5月11日 (木)

鶸色?黄草?

花壇の西洋ツユクサが咲きました。

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花の色は、岩絵具でいえば「花群青」でしょうか・・・紫がかった青がとても綺麗です。
草の色は「鶸色(ひわいろ)」か、それとも「黄草(きぐさ)」か・・・若々しく瑞々しい緑です。生命力を感じます。

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そういえば、赤ちゃんの事を「緑児(みどりご)」と言いますが、これは古く「大宝令」に記録が見られます。生れたばかりの子供は新芽や若葉のように生命力に溢れているところから、このように表現されるようになったのでしょうね。

さて、今週は「ヒメウツギ」や「薔薇」の新作を展示してお待ちしています。
14日(日)はお休みさせていただきますので、12日(金)と13日(土)のみの営業となります。よろしくお願いします。

       ヒメウツギ

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2017年5月 7日 (日)

風薫る

花壇に咲いた花々が一番生き生きと見える季節です。
「風薫る」、というのは今の時期の言葉ですが、散歩をしていると、将にあちこちから風が季節の匂いを運んできます。

連休最後の日、、、お出でいただくお客さまに楽しんでいただこうと、ノイバラやニッコウキスゲ、リョウブやムラサキエンドウなど、庭の花を朝から花瓶に活けてギャラリーに飾りました。

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デンティ ベスという名のピンクの薔薇がきれいです。

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やはり5月は薔薇ですね・・・ということで、今週からは薔薇の新作を数点加えた展示にしました。
いつもの方にも、久しぶりにお見えになった方々にも楽しんでいただくことができました。

       薔薇

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2017年5月 6日 (土)

夕焼け空

昨日の子どもの日は、この時期には珍しく一日中富士山が見えていました。夕方に時間が空いたので、有東坂池の上まで行って眺めてきました。
池の上には鯉が泳ぎ、茜色に染まった富士が綺麗でした。

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今日は朝から空が霞んで全く見ることができなかったので、昨日愛知県からお見えになったご夫妻は幸運でしたね。「美しい富士山が見えた!」と喜んでいらっしゃいました。

そして今日の夕焼け空は・・・

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飛行機雲がきれいでした。

      夕焼け空(小品)

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2017年5月 4日 (木)

空木

窓外の強い陽射しを見ていると、明日が「立夏」だという事を知らされます。
いよいよ”夏は来ぬ!”ですね。

 我が宿の 垣根や春を隔つらん 夏来にけりと 見ゆる卯花 (源 順)

初夏を告げる花は「卯の花」。
「卯の花」の別名は「空木(うつぎ)」・・・わが家の花壇にも白く清楚な姿のヒメウツギが咲きました。

そして、立夏の初候は「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」ですが、そういえば今年はまだ蛙の声を聞いていません。
僕は蛙が好きなので、随分前に乃里子さんに頼んでこの小さな絵を描いてもらい、今も書斎に飾っています。

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「ぴょんとひとっとび」・・・この讃は頼んだわけでもないのに入っていました。当時の僕は停滞していたのかなぁ・・・時々この絵に癒されています。

       ヒメウツギ

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2017年5月 1日 (月)

藤まつり

5月になりました。
途端に爽やかな空気になるのが不思議ですね。

ということで、ちょっと出かけたくなって、藤枝市の蓮華寺池公園の「藤まつり」へ行ってきました。
混雑を予想していたのですがさほどのことはなく、20種250本ほどあるという藤の木や藤棚をゆっくり楽しむことができました。

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池に渡された鯉幟を眺め、賑やかな外国人団体客の声を聞き、藤の花の甘い香りに包まれて歩いていると、郷土博物館の看板が目にとまりました。
『昭和レトロデザイン展』とあったので、心をそそられて入ってみましたら、懐かしのホーロー看板が所狭しと展示されていました。

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仁丹、福助足袋、オロナミンC、アース渦巻、、、子供の頃、僕が暮らしていた田舎でも目にしたホーロー看板、、、当時の映像が記憶の底から甦ってきました。

何だか得した気分で公園を後にし、お昼はお馴染みの「まるはん へそ曲がり」で絶品の鰻をいただいて藤枝を後にしました。

さて、過日三島の薔薇園で「オードリー」という名の薔薇を求めてきたことを書きましたが、それを描いた第一作目ができましたので、今日はそれをご覧いただきます。

     薔薇「オードリー」

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2017年4月27日 (木)

5月開廊日のお知らせ

5月の開廊は以下のようになりますので、よろしくお願いします。

〈5月の開廊日〉

 5日(金)・ 6日(土)・ 7日(日) 

12日(金)・13日(土)・14日は休み

19日(金)・20日(土)・21日(日)

26日(金)・27日(土)・28日(日)

花壇に「山芍薬」が咲きました。

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同時に咲いた「ナニワノイバラ」とよく似ています。

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でも、山芍薬はバラ科ではなく、ボタン科の花だそうです。
その名のとおり野生の芍薬ですが、山野草のブームに乗ってか乱獲されて、今では環境省から”準絶滅危惧”に指定されている花なのです。清楚で可憐な花なので人気があるのでしょう。

わが家では、5年ほど前に山野草専門の花屋さんで購入したのですが、それからこの時期になると毎年開花して楽しませてくれています。ただ、花は2~3日で散ってしまうので、うっかりしていると残念なことになりかねません。
今年は花瓶に活けた数時間後には、白い花びらが畳の上に散っていました。儚いところが、またこの花の魅力でしょう。

       山芍薬

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2017年4月25日 (火)

春深し?

「秋深し」とは言うのに、「春深し」とは表現しないなぁ・・・何故だろう?
逆に「春浅し」とは言うけれど、「秋浅し」という表現は聞いたことがないぞ・・・何故だろう?
などとハンドルを握りながら考えつつ、今日は早くから奥清水の山へ「山吹」の枝を求めて車を走らせました。

桜はすっかり姿を隠し、山は新緑の季節になっていました。

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山々の斜面には山吹色の花を付けた枝があちこちに垂れ下がっています。

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この季節になると毎年この場所を訪れて、山吹の枝を数本いただいて帰りますが、日当たりのよい場所に咲く花色は褪せているので、色の濃い日陰の山吹を探して枝を切ります。今回もよい枝が見つかりました。

さて、帰りの車の中で冒頭の疑問の続きを考えていたら、これは日本人の季節感の問題であろう、と思い至りました。
キーワードは”風流”。つまり、「風流か否か」というところが価値判断の基準になるわけです。秋が深まり次第に木々が色づく季節に風流(侘び・寂)を感じるのであって、桜も散り木々が芽吹く季節に”明るさ”や”元気”は感じても、とても風流な趣はありませんからねぇ・・・ということで、勝手に納得しながら帰宅したのでありました。

車窓から見える興津川の清流もキラキラと輝いていました。春深し!

        山吹

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