今日は年明け初めての開廊日でした。
そして本日1月20日は二十四節気のうち、一年の最後を締めくくる「大寒」です。
暦のとおり最も寒さが厳しい時期、、、明日から本格的な寒波が来そうなので、用心しなければなりません。
さて、今ギャラリーには、お見えになったお客様に楽しんでいただこうと、今年の干支の「兎」の絵を4点展示していますが、これらは昨年末に年賀状の絵柄として乃里子さんが描いたものです。
そのうち一枚を選び皆様に出させていただいたわけですが、今年は思いのほか反響があり、県内外からのお問い合わせが沢山ありました。
今日来られた方々も4点の兎を眺めながら、「この顔が生意気そうでいいねぇ!」とか「こっちは子供の兎ですね?」とか「この兎はムチムチしてるね!」などと、面白がって見ておられました。
この「椿と干支」のシリーズも今年で8年目となり、楽しみに集めてくださっている方もおられるので、一周するまで止められなくなりそうです。
今日は年賀状とは別の「兎」を見ていただきましょう。
今月の展覧会のご案内です。
《青木乃里子 水墨岩彩画展》
会場:横浜高島屋 7階
インテリア・アートギャラリーA.P.J
会期:12月7日(水)~20日(火)
(お問合せ:045-312-9014)
昨日、興津からお見えになったSさんが、イチョウの葉っぱ数枚とギンナン数個をビニール袋に入れて、「八木間のイチョウです。どうぞ!」と持って来て下さいました。
昨年もちょうど今時分にお出でになって、その折に飾ってあったイチョウの風景画が、Sさん宅付近の銀杏畑でスケッチしたものだと分かり、話が大いに盛り上がったのですが、、、それを覚えていてくださって、今日の葉っぱのプレゼントとなったわけです。
絵を介してこのようなちょっとした物語が生まれることを、僕は事のほか嬉しく思うのです。
今週の開廊日には遠方からのお客さまがありました。
金曜日にお見えになった女性は北海道からでした。
古本屋で青木乃里子の画集を偶然手に入れ、興味がわいたので旅の途中にギャラリーに立ち寄った、、、との事でしたが、わざわざこの小さな画廊を訪ねていただき、とても嬉しく思ったのです。
土曜日には青森から三人の女性がお見えになりました。
その内の一人Oさんは、東京での展覧会に足を運んでくださった際、乃里子さんに「一度ギャラリーを訪ねたい」と仰っていた方なのですが、それが実現して満足そうな様子でした。
「こうして以前のように遠くのお客さまがお出でになるようになると、ウイズコロナも浸透してきたのだなぁ」、、、と感慨深く思った次第です。
カーネーション(43×30)