2015年2月27日 (金)

雛祭り

もうすぐ「桃の節句」です。
わが家は息子ばかりなので、二番目の孫の誕生で、初めてお雛様を飾ることになりましたが、女の子のいる家々では、この時期”雛飾り”が華やかなのでしょうね。

さて、その「雛祭」について、今年はとても興味深い経験をさせていただきました。
乃里子さんの知り合いのKさんにお誘いいただき、静岡市にある旧家の「雛祭会」に出席させていただいたのです。

お誘いがあったとき、「ご主人はどうされますか?」の社交的な問いかけに、普通は「いやいや、女性のお祭りですから私は・・・」と辞退する所を、厚かましくも「お願いします!」と答えてしまいました。
歳を取ってから”何でも見てやろう精神”が旺盛になり、そのため、時として今回のような失敗をしてしまうのです(^^)・・・案の定、出席してみれば、席は妙齢の女性や上品な奥様方たちで占められ、男は僕一人という何とも冷や汗の出る状態でした。

飾られた大小のお雛様についての解説を聞きながら、供された甘酒をいただき、主催者の女性が手ずから折った「紙雛」をお土産にいただくなど歓待を受けました。

もう一つ驚いたのは、会場となった広い和室の床の間や襖に飾られた”書”作品の素晴らしさです。
というのも、主催者の女性の父君は、近代詩文の書家として名を残された森田安次さんで、その尊敬する父君が書いた作品を表装し、家のあちこちに飾っておられるわけです。
これは、宮沢賢治の『雨ニモマケズ』を書いてジャバラ本にしたものです。1冊いただいて帰りました。

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この写真の「男雛と女雛」が、主催女性手作りの紙雛です。その前に座る「三人官女と五人囃」は、数年前に乃里子さんが作った土人形です。

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ついでに「天神様」と「七人雅楽」の土人形もご覧下さい。

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今回は良い経験をさせていただきました。

       お雛さま

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2015年2月24日 (火)

3月開廊日のお知らせ

昨日今日と4月のような陽気ですね。

今朝早く、自然農法家のJINさんが「河津桜が咲きましたよ!」と、ピンクの可愛らしい枝を届けてくれたので、早速ギャラリーに飾ってみました。

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その後の散歩で見た有東坂池の河津桜も、ほとんど開いていました。

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今年こそ時間を見つけて、満開に咲き誇る河津桜を見に、伊豆半島まで行きたいと思っています。

さてさて、3月は世の中が慌しくなるシーズンですが、わが家でも”宮参り”だの”結婚式”だの”会合”だの・・・とにかく土曜・日曜に予定が集中
したので、早めに開廊日をお知らせすることにしました。


〈3月の開廊日〉

 1日(日)はお休み 

 6日(金)・ 7日(土)・8日(日)はお休み

13日(金)・14日(土)・15日(日) 15日は13時から開廊

4週目(20日・21日・22日)はお休み

27日(金)・28日(土)・29日(日)


勝手をして申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

       椿花

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2015年2月22日 (日)

SAITOさん

午前中、アートスペース〈エディション・シミズ〉の真野夫妻が、一人のゲストを伴って遊びに来てくれました。

ゲストの名前はK.SAITO・・・ニューヨーク在住のアーティストです。

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短い時間だったので詳しい話は出来ませんでしたが、四半世紀前にニューヨークに渡り、以来日本とアメリカを行き来する生活だということです。
真野氏が旅の途中で偶然知り合い、以降メールのやり取りで親交を深め、今年の7月には〈エディション・シミズ〉で個展開催の運びとなったそうです。

彼と話していて感じた親しみは、同じ団塊世代だと言うこともありますが、もう一つは僕と同郷だというところからきていたようです。彼の日本語に残っている”岡山弁”のイントネーションに懐かしささえ感じました。

「どんな作品を描くのですか?」という質問に、「インスタレーション、アニメーション、ミクストメディアなど様々ですが、よかったらHPを覗いてみてください」、ということで名刺をいただいたので、帰られてから早速見てみました。こちらがSAITOさんの作品です。

とても興味深いですねぇ・・・7月の個展が楽しみです。今度はゆっくり話を聞きたいと思います。

午後は、年に一度の「ギター教室発表会」。慌てて出かけました。
一年ぶりに皆さんと会い、ギターやハンマーダルシマーの演奏に聴き入り、楽しい時を過してきました。

      春の花々

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2015年2月19日 (木)

ヒューマンミステリー!

友人から面白そうな本を紹介されても、「長編はねぇ・・・もう読む気力が無いよ・・・」などと近頃は応えていたものでした。
というのも、数年前に海外名作小説の新訳版が次々に出版されたことがあって、その時「昔の感動よ再び!」とばかりに、ドストエフスキーの『カラマゾフの兄弟』を全巻買って読み始めたのですが、すぐにしんどくなって挫折してしまった、という事があったからです。

しかし、懲りない僕はそんなこともすぐ忘れて、昨年末に宮部みゆきの『ソロモンの偽証』という長編小説を、行きつけの本屋で手に取ったわけです。
分厚い
文庫本で全6巻、しばらく逡巡した後「まずは1巻だけ・・・」、と思って購入し、読み始めたらグングン引き込まれて、暮から正月の慌しい時期を縫うようにして読み終えました。

そして、この長編小説が映画化されたことを知ったとき、是非見たいと思ったものでしたが、先日、長男が「『ソロモンの偽証』の試写会があるけど行く?」と言うではありませんか!しかも前編・後編を通しで上映するということです。これはラッキー以外のなにものでもない!
倅もたまには親孝行をするもんだ・・・ということで、昨日観てまいりました。

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小説を映画化すると、だいたい原作の面白さを超えられないものですが、これは良い意味で期待を裏切られました。素晴らしい出来でした。約5時間の上映でしたが、スクリーンにずっと引き込まれていました。
監督の成島出さんの力量は、『八日目の蝉』を引き合いに出すまでも無く、誰もが認めるものですが、脚本の出来にも感心しました。それよりなにより、本作が映画デビューという主演女優の藤野涼子(まだ中学生)が素晴らしい演技を見せています。天性のものでしょうが、大女優になる素質を感じましたねぇ・・・。

勿論、内容を明かすことは出来ませんが、「感動のヒューマンミステリー」というキャッチコピーに偽りはありませんし、最近の宮部作品の後味の悪さもありません。お薦めです。

       薔薇

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2015年2月15日 (日)

もっと柔軟に・・・

チョコレートの「BONNAT」が、130周年を記念して作ったというスペシャルタブレットをいただいたので、それを味わいながら一人で珈琲を楽しんでいます。ボナのチョコレートなんて久しぶりだな・・・

そういえば、今日は珍しく若いお客さまばかりいらっしゃいました。
二人連れの青年、油絵画家、ダンス教室の先生とご主人、そして遠来の方も・・・皆さん、作品を見ながら、それぞれの言葉で”感動”を表現してくださいました。嬉しい限りです。
今日、乃里子さんは大阪なのでお話しすることができませんでしたが、会えなかったことをきっと残念がると思います。

若者の好む芸術といえば、インスタレーション(空間芸術)とかポップアートとかコンセプチュアルアート(概念芸術)など、所謂「現代アート」の範疇のものだけと思いがちですが、さにあらず、若者は感性が柔軟ですから既成概念に左右されないところが良いところなのです。
そもそも「現代アート」とは、コンテンポラリー(同時代の)アートの訳ですから、何も特殊な芸術だけを指すわけではなく、例えば「印象派」の時代であればルノアールやセザンヌの絵が、「キュビスム」の時代であればピカソやブラックの描くものが現代アートであったわけです。

ただ狭義に定義すると、我々が「現代アート」と言葉にする時、表現方法や情報の多様化に伴って”目に見えるものだけではなく、作者の頭の中にある論理も作品”だとする考え方の度合いが、昔に比べ強くなっていることは否めないと思います。

いずれにしろ、歳を重ねてくると”思いこみ”や”理屈”でものを見る傾向が強くなります。今日の若者たちの反応を見ながら、「もっと心を柔軟に持たなければ・・・」と反省したしだいです。

          花Dsc02384

2015年2月 9日 (月)

靭矢裕斉絵画展

今日は久しぶりに時間ができたので静岡の街まで出かけ、ランチの後、楽しみにしていた展覧会を見てきました。

僕が通っている喫茶「ブラウニー」で、先日、一人の青年画家と出会ったのですが、そのとき見せてもらった彼の作品に強く惹かれました。
青年の名前は「靭矢 裕斉(うつぼや ひろなり)」・・・初めての個展を、今、葵区柚木町にある「ギャラリー佐野」で開いています。

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その絵の構図や色づかいのセンスが、僕の感性にグググ~ッとうったえてきたのですが、何よりクレヨンを用いて描いた”人物”や”猫”の絵の魅力的なマチエールが、とにかく美しいと感じたのです。

灰色の背景に赤や青の色彩の効果的な使い方など、僕が若かりし時代に一斉を風靡した「平凡パンチ」という雑誌の、大橋歩さんの表紙絵をちょっと思い出しました。

そもそもアートなんて、生きていくうえで必須のものではありませんが、「この絵を家の壁に飾っておけば、少々お腹がすいても豊かな気持ちで過せるだろうなぁ・・・」と思わせる絵画の一つだと感じましたね。

久々に満足した展覧会を見て気分が良くなったので、美味しいコーヒーを飲みたくなって「SCENE」という喫茶店に入りました。
ここは、以前「ブラウニー」のマスターから薦められたお店ですが、静岡のコーヒー好きには良く知られた所のようです。
まずはオリジナルブレンドを注文しましたが・・・少し深煎りのコクのある味は、年季の入った店の雰囲気にとても合うものでした。

そうそう、この展覧会は15日(日)までです。
(ギャラリー佐野:054-652-3210)

       黄薔薇

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2015年2月 7日 (土)

ガラスの花瓶

「一目惚れしたので連れて帰りました!」・・・と言って、先月の盛岡サイン会から帰宅した乃里子さんが、バッグから大事そうに取り出したのは、乳白色に花模様のガラスの花瓶でした。

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盛岡市内材木町にある「光原社」というお店で求めてきたこの花瓶は、18世紀のドイツで作られたものだそうです。
とにかく一目見るなり創作意欲を刺激されたそうですが、元来、古いガラス製のコップや花瓶などの器が大好きで、今までも時々購ってきては、それに花を活けて描いてきました。

そして、この緑色のガラス花瓶は、いつもギャラリーに飾る花を持ってきてくださるYさんの物です。お母さまから譲り受けた物だそうですが、色も姿もレトロな雰囲気を醸し出していていいですね。

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今回は、椿の花を挿したまま花瓶ごと置いていってくださいました。”和”を代表する椿の花を、このモダンなガラス花瓶に挿したところが、Yさんの粋なところなのです。

ということで、今日は江戸ガラスのコップに挿した「桜」の絵をご覧下さい。
桜・・・待ち遠しいですねぇ・・・

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2015年2月 4日 (水)

立春大吉

春です!

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昨夜は恒例の豆まきをして厄を祓いました。
子供たちが巣立ったので、ここ数年は二人だけの寂しい豆まきですが、今まで欠かしたことがない行事の一つです。

そして今日は「立春大吉」!神棚に向い、この一年が良い年でありますようにと祈りました。
朝食をとりながら天気予報を見ていたら、今年は”立春”と”満月”が三十数年ぶりに重なる目出度い年だそうで、スピリチュアル的に言えば「こうした年は人々の運気も上がる」のだそうですが・・・まぁ、その真偽のほどは置いておくとしても、今宵の月が楽しみです。

昨夜、乃里子さんは福の神の絵を描きあげて、「うわ~、父の顔になっちゃった!」と言ったものでしたが・・・さすればわが家の今年の守り神は”たけし大明神”ということになります。

      立春大吉

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2015年1月29日 (木)

2月開廊日のお知らせ

〈2月の開廊日〉

 6日(金)・ 7日(土)・ 8日(日)

13日(金)・14日(土)・15日(日) 14日は15時まで

20日(金)・21日(土)・22日(日)

27日・28日はお休み

久しぶりに三保の真崎まで行ってきました。
朝から寒い一日でしたが、釣人たちは冷たい風をものともせず棹を投げています。

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コンテナ船がゆっくりと港を出て行きます。

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こうした風景を眺めながら、乃里子さんは久しぶりにスケッチブックを広げ、嬉々として筆を動かしています。

ここから望む富士は本当に美しい!いつも感動をもらいます。

 

       プラハの人形と橙

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2015年1月26日 (月)

春の気配が・・・

今朝は、コートもマフラーも着けず散歩をしましたが、それでも汗ばむほどの春のような陽気でした。

有東坂池にある河津桜も、近所のお宅の木蓮も、その蕾を大分膨らませていました。

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昨日、乃里子さんはサイン会で千葉に行っていましたが、その帰りに三種類の菫の花を求めてきました。ウスベニヒゴスミレ、ヒメスミレ、そして「一心」という名の付いた紫色の菫です。

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さっそく花壇に植えましたが、寒くないようにと周りに落ち葉を集めて敷きました。楚々とした姿が何とも言えずいいですね!そういえば菫の花言葉は「謙虚」だったでしょうか・・・

このところ野暮用で忙しく、しばらく家を空けていたので、本当に久しぶりの散歩でしたが、あちこちに春の気配を見つけました。
しかし、今年ほど春を待ち遠しく思う年はありませんね~、これが歳を取るということなのでしょうか・・・しみじみと感じています
(^^)

        菫  

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