2014年9月18日 (木)

2015年版壁掛カレンダー入荷しました!

2015年版 青木乃里子 壁掛カレンダー」入荷しました!

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本日、画商さんが遠い所を運んできてくださいました。

ネット上では先月から発売されていたようですが、明日19日(金)から、当画廊でも販売いたします。
既に予約をしていただいている皆様は、ご都合のよい折にいつでもお立ち寄りください。

また、遠方の方々は、例年のようにお近くのデパートのAPJショップか大型文具店などで販売されると思いますので、是非お手にとってご覧いただきたいと思います。

今回の表紙はとてもインパクトがあります!
12ヶ月の絵柄も、季節に合わせてバランスよく選ばれているので、来年もきっと皆様に楽しんでいただけるものと思います。
1部2千円での販売となりますので、よろしくお願いします。

2014年9月13日 (土)

モディリアーニを探して・・・

向かいのお宅の駐車場に車が止まると、フロントガラスに太陽光が反射して、ギャラリーに強い光が差し込みます。
そうすると、白い壁に庭の草の影やガラスに描いた金木犀の模様が映り、まるで影絵のようになります。時々その様子を見ながら楽しんでいるのです。

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さて、昨日の続き・・・モディリアーニについてです。
故郷の倉敷にある大原美術館に、『ジャンヌ・エビュテルヌの肖像』というモディリアーニの作品があり、僕はこの絵が大好きなのです。特に絵画に興味を持っていなかった若い頃から、モディリアーニの絵だけにはなぜか強く魅かれていました。

どこが好きなのか?と問われればうまく説明のしようもないのですが・・・「生きた人間が前にいないと何も描けない」と言いながら生涯に350点あまり描いた肖像画の殆どは、撫肩で面長の顔にアーモンド形の目という独特の造形の人物画です。色調も抑え目で、どの作品にも頽廃的で破滅的な生活の中から生まれたとは思えない〈優雅さ〉があります。そして、僕が一番魅かれるのは、エトランゼとしての〈抒情的〉な部分なのです。

当時パリに集まっていた若い画家の中には、スーチンやキスリング、ピカソ、ユトリロ、フジタ、シャガールなどがいて、彼らとは交流はあったもののモディリアーニはいつも異端でした。
例えば、〈青の時代〉のピカソには強い影響を受けたようですが、その後のキュビズムは「抽象は人を疲れさせ駄目にする」と拒否し、信念に従って時代の潮流に乗ろうとしなかったところなど、とても共感できるのです。

さて、今回のポーラ美術館の企画展は『モディリアーニを探して』というタイトルだったので、行く前に少し不安が過ったのですが、その不安は見事に的中し、展示作品は(デッサンなどを除くと)ほんの10点ほどでした。
モディリアーニ作品がズラリと並んだ展覧会を勝手に期待していたので、とても残念・・・とはいえ、『髪をほどいた横たわる裸婦』や『C.D.夫人
』、数少ない風景画『糸杉と家』など、やはりモディリアーニは素晴らしい!と再確認した日でした。

      薔薇と桔梗

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2014年9月12日 (金)

人間万事・・・

今日の清水は秋晴れの良い天気になったので、遠くから近くから会いたかった方々が元気な顔を見せてくださいました。
一段落して外に出ると、花壇に咲く千日紅に止まったシオカラトンボが、風に吹かれてユラユラと揺れていました。

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さて、話は変わって・・・先日、箱根にあるポーラ美術館へ「モディリアーニ展」を見に行ってきたのですが、運転しながらお喋りに夢中になっていたら自動車道路の降り口を間違えてしまい、思わぬ遠回りをしてしまいました。

ところが人生何が幸いするか分かりませんね。言い訳しながら山道を走っていると、立派なお寺に出くわしたではありませんか!
車を停めて訪ねてみれば、「経王山妙法華寺」という日蓮宗の本山で、大変由緒あるお寺でした。
おかげで、江戸期に再建された立派な堂宇や、美しく整えられた庭を見ることができたわけですが、特に何本もの百日紅の木がピンクの愛らしい花を咲かせている様子は素晴らしいものでした。

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「人間万事塞翁が馬」な~んて思いながら箱根の坂を上り、一路美術館へ向いました。
・・・肝心のモディリアーニ展については明日・・・

        桔梗

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2014年9月 9日 (火)

2015年のカレンダー

友人夫妻のギャラリー『artspace Edition Simizu』オープンの日が、いよいよ10日後に迫りました。
時間をかけて着々と準備を進めてきたお二人ですが、今頃は最後の仕上げに取りかかり、汗を流していることだろうと想像します。

今日は僕たちも、朝からずっと作品データを見ながら「あ~でもない、こ~でもない・・・」と頭を突き合わせて考えていました。
何をそんなに検討していたかというと、2015年版の〈金木犀オリジナル卓上カレンダー〉の絵柄についてです。
それと言うのも、インターネットを覗いていたら、毎年APJから発行されている〈壁掛カレンダー〉が既に販売開始されていたので、「あっ、もうそんな時期だった!」と、うっかり者の僕も気づいたからです。

おかげさまで毎年〈壁掛カレンダー〉の評判も上々ということで、本当にありがたく思っています。
当ギャラリーにも今月中には届くと思います。すでに予約をいただいている方々もいらっしゃいますが、まだ部数に余裕がありますので、ご希望の方はお早めにご連絡ください。

さて、今日は「クレマチス」の作品です。

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2014年9月 4日 (木)

日本の美

先月末、東京へ出かける用事があったので、ホテルオークラの「アスコットホール」で開催されていた『日本の美を極める』 ー秘蔵の名品アートコレクション展ー を見てきました。
この展覧会には是非行きたい、と思っていながらずっと機会を持てずにいたのですが、期間の最後になってようやく実現しました。

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この企画はホテルオークラが20年来続けているメセナ活動で、普段は観賞する事ができない企業や個人蔵の美術品を集めて展示しています。従って、殆どの作品が初めて目にするものでしたが、それはそれは素晴らしい名作揃いで感動しました。

今回は「日本人がどのようなものを美しいと感じ、描いてきたのか」というコンセプトで、江戸期から近現代までの作品を集めたようで、会場は日本独自の美意識に溢れた作品群で、観賞する人たちを圧倒していました。
特に、横山大観の大作『夜桜』は渾身の傑作で、僕はすっかり魅入られてしまいました。
他にも、高橋由一の『墨水桜花輝耀の景』や上村松園の美人画の数々、円山応挙もあれば川合玉堂や前田青邨の墨を効かせた作品・・・とにかく、歴史に名を残す作家たちの四季や花鳥を描いた名品を見ることができ、溜息と共に心から満足することができました。
その後のテラスレストランでのランチも、余韻と一緒にいただいたので特別に美味しく感じました。

さて、八月初めから長らくお休みをいただきましたが、明日から久々の開廊です。涼しくなりましたので、ぶらりとお立ち寄り下さい。

今日は近作の中から、墨の効いた作品を見ていただきましょう。

        鉄線

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       花鳥文箱
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2014年8月29日 (金)

9月開廊日のお知らせ

<9月の開廊日>

 5日(金)・ 6日(土)・ 7日(日)

12日(金)・13日(土)・14日(日) 

19日(金)・20日(土)・21日(日)は休み

26日(金)・27日(土)・28日(日)

何もしたくなくなるような酷暑から一転、ここ数日は気温も下がり急に秋めいてきました。
そうなると現金なもので、散歩を再開したり、部屋の掃除を始めたり・・・なにより読書に身が入るようになりましたね。

ここのところ葉室麟の時代小説に嵌っていて、『蜩の記』に始まり『川あかり』『銀漢の賦』『いのちなりけり』・・・と立て続けに読んでいます。
この同世代の作家を、恥ずかしながら最近まで知らず、直木賞受賞後に読み始めたわけですが、読んでみると内容も筆致も藤沢周平を髣髴とさせるものがあり、読後の気持ちがとてもいいのです。
調べてみると、未読の作品はまだまだ沢山あるので、これからの季節の楽しみができたと喜んでいる次第です。

さて、ギャラリーの方は長い夏休みをいただきましたが、その間に仕上げた新作を9月から展示したいと思っています。どうぞお楽しみに!

        カサブランカ

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2014年8月25日 (月)

明日から「耳順書展」!

静岡市の「芹沢銈介美術館」で、展覧会100回記念の企画として『静岡が誇る「たからばこ」芹沢銈介美術館の歩み』を開催しています。

この企画は今月末までなので、昨日ようやく時間を作って行ってきました。久しぶりの芹沢作品との対面では、その優れたデザイン性と色彩感覚に改めて感動させられた次第です。
展示は、作品の他に芹沢自身の蒐集品も並べられており、それらを見ていると、日本各地や世界各国から集めた様々な品々から彼がいかに多くのインスピレーションを受け、イメージを膨らませて独自の作品を作り上げたか、ということが容易に想像できます。そうした意味でも、芹沢銈介という芸術家の天才性が窺われます。

何だかこのところ重苦しく雲が垂れ込め、夏らしいカラッとした天気にならず憂鬱な思いでいましたが、芹沢作品の明るさに触れて気持ちが晴れました。そうそう、会場では美味しい「本山茶」のサービスもありますよ!

さて話は変わりますが、過日紹介させていただいた『耳順書展Ⅱ』が明日から「東京銀座画廊・美術館」(
銀座貿易ビル8階)で始まります。期間は31日(日)までです。乃里子さんも「不二図」を出品しておりますので、お近くに行かれた際にはぶらりとお立ち寄り下さい。

今日ご覧いただく作品は、「朝顔」と「良寛詩(僧図)」です。

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2014年8月 8日 (金)

青い朝顔

先日のこと・・・出先からの帰り、車の窓からハッとするほど鮮やかな朝顔の垣根を目にしました。
しばらく走っていると、思い余ったように「やっぱり引き返して!」と助手席で叫ぶので、慌ててUターンしてその場所まで戻りました。

その垣根の朝顔は、多分、品種としては西洋朝顔の類でしょうが、数え切れないほど咲いた花は全てブルー系のものでした。
「ウワ~きれい!」「やはり朝顔は青が一番!」などと喋りながら、感動をスケッチブックに写し目に焼き付けて、帰宅すると早々に描きなじめました。

まずは花の色や形を確認するように小さな紙に習作を描き、次に花の数を増やしながら少し大き目の紙に描き、そして64cm×82cmの紙に仕上げたわけです。

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まだ裏打もしておらず、額も仮額のままでサインも入っていませんが、今日からの3日間に訪ねていただくお客さまに見ていただこうと思って飾ってみました。

乃里子さんは、さらに素材も変え大きさも変えた作品をイメージしているようで、この感動がどのように結実するか楽しみです。

2014年8月 6日 (水)

耳順書展

先の日曜日で「夏の装い展」も無事終わりました。暑い中、お運びいただいた方々に感謝いたします。

企画展の期間中は、ギャラリーの中もTシャツやらストールやらで、なんだか洋服屋さんになったようで落ち着かなかったのですが、今は通常の展示に戻りホッとしているところです。
朝顔や百合の新作も展示しましたので、またお出かけください。

さて、話は唐突に変わりますが・・・孔子の『論語』の中に「吾十有五にして学に志す・・・」という有名な一節があります。
これは孔子が晩年に人生を振り返って述べたとされる言葉で、〈世界で最も短い自叙伝〉とも言われたりしますねぇ。

さらに、「三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳従う。七十にして心の欲する所に従って矩を踰えず。」・・・と続くわけですが、ここから年齢の別称がうまれたことは誰もが知る所です。
一番ポピュラーなのは40歳の「不惑(ふわく)」でしょうね。因みに、50は「知命(ちめい)」、60は「耳順(じじゅん)」、70は「従心」。孔子は74歳で没したので、80歳以降は無いのです。

僕など40歳の頃は惑いっぱなしで、50歳になっても勿論天の声など聞こえず、いよいよ60歳を越えて「耳従う」となりたいところですが、「人の言うことが何でも素直に理解できる」ことなど及びもつかない状況です。

と~ころが、僕などと違って世の中には「耳従う」方々が大勢おられるようで、その方々(S47年大東文化大学卒業有志)が、この度、東京銀座に一堂に会し、『耳順書展』という展覧会を開催すると言うのです。

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ということで、乃里子さんにも声をかけていただいたので、今回は出品させていただくことになりました。近郊の方は是非ご覧いただきたいと思います。

期間は8月26日(火)~31日(日)
会場は「東京銀座画廊・美術館」(03-3564-1644)

        不二山図(千字文)

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2014年7月31日 (木)

夏のハガキ

明日からの開廊に備えて、久しぶりに髪を切りに行きました。
伸びてむさくるしくなった白髪頭を、スッキリと夏仕様の刈上げ頭にしたというわけです。イヤ~実に気持ちがいい!

午後はずっとハガキ作りを頑張りましたが、今回は夏らしいハガキのセットをこしらえようと思い立ち、出来上がったのがこれです。

201407311今回の企画展用にと、乃里子さんがストールやブラウスに様々に描いたデザインの中から、僕の好きなものを選んで作ったものです。涼しげでしょ?
4枚一組で2バージョンを作り、『夏の葉書セット①②』として明日からギャラリーで販売します。

そして、新しく出来上がったブラウスの作品がこちら・・・「花々」と「鳥の首飾り」です。今度は少し色を使って可愛く仕上げたようです。
20140731扇子の新作も数点展示します。

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勿論、絵画も夏らしいものを選んで展示していますので、どうぞ遊びに来てください。

      アネモネと薔薇

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