ショパンの手
近くのマーケットが新装開店ということで、散歩がてら見物に行ったところ、長蛇の列!圧倒されて帰る途中に写した今朝の富士山です。

先日ギターの練習の折、「左手の小指が5・6弦にとどきません・・・」と泣き言をいったら、「青木さん、僕の小指を見てください。あなたよりずっと短いでしょう・・・!」と、先生にたしなめられました。
確かに僕の方が長い・・・のだけれども、ヘボは色々言い訳を考えるのです。
今、中村紘子著『ピアニストという蛮族がいる』という本を読んでいます。これはもう20年も前に出版された本ですが、文藝春秋の読者賞をとったほど面白い内容で、「ちょっとだけ・・・」とページを開いたら止らなくなりました。
読み進むうち、次のような記述を見つけました。
「ところで私は、ショパンの左手を手首の上まで石膏で型どったものを持っている。昔、ワルシャワのショパン協会で記念に貰った物なのだが、それを見ると彼の手が女性のものと見紛うばかりに細く小さく華奢であるのに驚かされる。どちらかといえば小さい私の手より更に小ぶりで、とてもピアニストの手であるとは思えないほどである。
しかしショパンは、この華奢で繊細な手や指を使って、それまでのピアニストたちの成しとげなかった全く新しい独創性に満ちたピアノ演奏技術を誕生させた。」
そして巻末に、ショパンの実物大の手の写真が折り込まれています。
ピアニストの手といえば、その優雅な装いとは対照的に節くれだったものだとばかり思っていましたが、ショパンの手のナンと華奢なことか!びっくりしました。
ためしに、小柄な乃里子さんの手を重ね合わせてみたら、ショパンの方が小さいのです・・・!
ショパンはこの短い指で浪漫派のピアノ技法を確立したんだ・・・。
ウ~ム!次回のレッスンから他の言い訳を考えなくちゃあならないな~・・・。
薔薇
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