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2012年2月29日 (水)

3月の開廊日と個展日程

昨日、岩本山から見た富士山です。

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<3月の開廊日> 

   2日(金)・ 3日(土)・ 4日(日)

   9日(金)・10日(土)・11日(日)  

  16日(金)・17日(土)・18日(日)

  23日(金)・24日(土)・25日(日)

  

<3月の個展とサイン会>

東京大丸    (個展日程 3月2日~3月15日)
           サイン会 3月10日(土)
 14:00~16:0

港南台高島屋 (個展日程 3月2日~3月15日)
            サイン会 3月11日(日)
 14:00~16:00

立川伊勢丹   (個展日程 3月21日~4月3日)
            サイン会 3月31日(土) 14:00~16:00

池袋東武       (個展日程 3月22日~4月4日)
              サイン会 4月1日(日)
 14:00~16:00

         椿

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2012年2月27日 (月)

晩白柚

「世の中には、僕の知らない物が、まだまだ山ほどあるのだな~!」と、当たり前のことを改めて感じたのが一昨日のことです。

「晩白柚(ばんぺいゆ)」ってご存知でしたか?
僕はこんな柑橘類があったなんて全く知らなかった!
先日訪ねたOさん宅で出していただき、初めて食べてその美味しさに感激したのです。
僕があんまり「ウマイ!ウマイ!」と食べたものだから、憐れに思ったのかさっそく送ってくれました。
それを見て、「こんなにデッカかったんだ!」と二度びっくり!そういえば、Oさん宅では食べやすく切った物を出してくれていたので、元の姿を知りませんでした。

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大きいはずです。調べてみるとザボンの仲間でした。
熊本県八代市の特産品だそうで、直径が25cmになるものも多いとか・・・世界一大きな果実ですね~!

ベトナムから伝わり、昭和40年代から次第にわが国でも普及したそうですから、きっと皆さんは知っていたのでしょうね~。
まぁ、知らなかったのが僕だけだったにせよ、とにかくこうして初めての物と出会える幸せを、「人生は愉快だ!」と思いながら噛みしめているのです。

さて、勿論今日は柑橘類です。

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2012年2月25日 (土)

お宅訪問第4弾 その③

昨日の続き・・・

「版画になった“山吹”の作品はここにあったのか~」、「おっ、“十三仏”もあるぞ~」、「好きだった“椿”の作品だ~」・・・これらは、居間に飾られています。将にこの家は『青木乃里子美術館』といっても過言ではありません。

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「今日、乃里子さんが来るよ~!」と、Oさんが呼びかけたので、急であったにもかかわらず、赤松町のあちこちから数人の方々が集まって歓迎してくださいました。

皆さんはOさん宅で青木乃里子の絵と出合い、それぞれに気に入った作品を持ってくださっています。
Sさんは、「私の家にはコスモスの絵があるの。持ってくるから待ってて!」といって、わざわざ取りに帰ってくれました。

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皆さんとの話がはずんで、ついつい長居をしてしまいました。
名残惜しかったのですが、陽が傾いてきたので「さようなら」をいって表通りに出ると、斜向かいの家のKさんが「ウチに飾ってある絵も見ていって!」と声をかけてくれました。おじゃますると、応接間に「ナニワノイバラ」、玄関には「牡丹文鉢」の絵がかかっていました。

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しかし、今の時世に本当に珍しい地域です。屈託無く話すその内容を聞けば、お互いの信頼関係がびっくりするほど篤いのが分かります。
“周りの人のために、互いが惜しみなく尽くす”・・・そんなコミュニティーが今も存在しているということに、心から感動しました。
そして、
Oさん宅から赤松町の皆さんへ広がっていった青木乃里子の絵が、その融和力に一役かっているかと思うと、何だか嬉しくなったしだいです。

2012年2月24日 (金)

お宅訪問第4弾 その②

玄関でたまげていたら、案内されて入った二間続きの応接間には、ナント・・・!

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載せきれないのでコラージュにしました。

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Oさん宅は、100%“昭和”の匂いがする住まいですが、庭を見ても建物を見ても手入れが行き届いており、日々の丁寧な暮しぶりが窺われます。
ご主人がいつも寛いでおられたという和室には、珍しく墨だけで描いた壷の「桜」の絵や、「山水」や「茄子」、そして“書”の入った作品など落ち着いたものが飾られています。

隣の“床の間”にあるのが、大きな「薔薇」の作品です。
「私はね、別の作品が欲しかったのよ。でも、主人がこれを大層気に入って求めたの!今は私もこの絵から毎日パワーをもらっているの。」というお話でした。

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そして、火鉢の横には「金木犀」を描いた墨絵・・・。

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「しかし、これほど愛されていれば画家冥利に尽きるな~!」と、圧倒されながら僕はカメラのシャッターを押し続けていたわけです。

2012年2月23日 (木)

お宅訪問第4弾!その①

念願だったOさん宅を訪ねてきました。

茅ヶ崎市の赤松町のことは、「私の画業の原点の一つ・・・」と度々聞かされていましたが、乃里子さんとこの土地との深いつながりを、訪ねてみて初めて実感しました。そして、その中心にOさんの大きな存在があることも・・・。

およそ15年ほど前、縁があってこの地のギャラリーで個展を開いた折、そこを覗いたOさんが、青木乃里子の絵を大層気に入ってくださってからのお付き合いです。
その後、個展の度に友人やご主人とお見えになり、1点2点と集めていただき、今では相当な数になっています。なにしろ「金木犀」に展示してある絵の倍以上の数ですから!
だからといって、世間で言う“コレクター”かといえば、少しニュアンスが違うように思います。どちらかといえば、コレクターというよりも青木乃里子の“応援団長”といった方がピタリとくるように思います。今回の訪問でその天真爛漫な人格に接し、改めてその思いを深くしました。

それでは、飾られている絵を紹介しましょう。
玄関には「ひめうつぎ」、正面には「緋鯉」の絵が飾られています。

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台所に向かう廊下の右には「芽キャベツ」、左には「椿」の絵です。

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そして、食堂には「林檎」の絵・・・、版画の「薔薇」もありました。

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これらの絵の一つ一つにエピソードがあり、それを僕に面白おかしく説明してくれながら案内をしてくれました。
まだまだあるので、続きは明日・・・。

2012年2月21日 (火)

ポピー

美しい花は、人に様々なインスピレーションを与えます。そして創作者は意欲をかき立てられて、文学や絵画や音楽や映画に生まれ変わり、新しい“美”の形になります。
その代表格はやはり「薔薇」でしょうが、今日の花「ポピー」も中々のものです。

ポピー・・・またの名を「雛罌粟(ひなげし)」
♪ 丘の上 ひなげしの花で 占うの あの人の心・・・♪
アグネス・チャン、可愛かったですねぇ。山上路夫はどんな気持ちであの詩を書いたんだろう・・・。

ポピー・・・またの名を「虞美人草(ぐびじんそう)」
あの“四面楚歌”の諺が生まれた“垓下の戦い”で、劉邦に敗れた項羽の後を追って自害した虞美人・・・その墓の周りに咲いたといわれる花です。
そうそう、夏目漱石も小説にこのタイトルを付けていますね。

ポピー・・・スペイン語では「アマポーラ」
ホセ・ラカジェの名曲で、恋の歌の世界のスタンダードナンバーです。わが国でも多くの歌手がカバーしています。

ポピー・・・フランス語では「コクリコ」
与謝野晶子が、夫の鉄幹を追ってヨーロッパに渡ったとき、一面に咲くポピーの花畑に感動して作った「ああ皐月 仏蘭西の野は火の色す 君もこくりこ われもこくりこ」という有名な短歌があります。
そういえばスタジオジブリの作品で『コクリコ坂から』って映画もありましたね。

そうだ、モネの「ポピー畑」を忘れちゃあいけません。空を向いた赤いポピーの花が綺麗です。

どうです?薔薇に負けず、ポピーも頑張って芸術家たちの魂を喚起してるでしょう!

       ポピー

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2012年2月20日 (月)

椿壽

有東坂池の桜が開いているのを、散歩の途中で見つけました。

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どの木もまだまだ小さくて硬い蕾なのに、一番陽当たりの良い場所に立っている二本の木だけは蕾が膨らんできました。
今からは“椿”の時期なので、“桜”にはあまり焦って咲いてほしくありません。

さて、椿は日本原産の植物ですから、やはり日本の風景によく似合いますね。
昨年も行った伊豆の小室山の椿園には、約千種類もの椿があります。そうした椿の多くは江戸時代に品種改良が進んだものだそうですよ。

とにかく、武士も町人も椿を好み、特に武士はポトリと落ちるその“潔さ”を好んだようで、庭には必ずといってよいほど植えられていたようです。
ところが、“首が落ちるのは縁起が悪いとして武士は嫌った”などということが明治以降語られるようになり、今でもそんなことを云う人がいますが、これは流言飛語の類です。
逆に、『荘子』に「上古大椿という者あり、八千歳を以って春と為し、八千歳を以って秋と為す。」と書かれているところから「椿壽(ちんじゅ)」という言葉も生まれ、椿は長生きの象徴とされて、特に縁起のよい花なのです。

お世話になっている表具屋さん
は椿が好きで、庭に沢山の種類の椿が植えられています。
乃里子さんは、毎年それをいただいては作品にしていますが、これが今年の第一号です。

         椿

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2012年2月18日 (土)

江戸下町散歩 ⑤

吾妻橋の上からスカイツリーを撮ってきました。

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相変わらず浅草は賑やかです。

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昼食はどこにしようかと国際通りをブラブラしていると、「今半」がありました。文明開化の中で“牛鍋屋”として登場した老舗のスキヤキ屋です。ここでお昼限定の丼を食べ、腹ごしらえが済んだところで「池波正太郎記念文庫」へ向かいました。

あれだけ多くの時代小説を書き、今も大衆に愛され続けている作家なので、もう少し規模の大きな施設かと思いきや、その記念館は台東区中央図書館の一角にあるのです。記念館というより、記念コーナーですね・・・ちょっと残念でした。
ちょうど『東京の情景』と題して、作家の自筆絵画が展示されていました。画集も出しているくらいですから、絵画の方も達者なものです。水彩、パステル、鉛筆・・・どの絵も仄々とした雰囲気が感じられ、作家の優しく穏やかな性格が窺えます。

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さて、いよいよ旅の仕上げの「浅草園芸ホール」です。
“のいるこいる”の漫才を聞き、“正楽”の紙切り芸を見、圓丈の創作落語を楽しんで、夕暮れの中を東京駅へと急いだのでした。

しかし、東京は魅力的で不思議な所です。
この時代の先端を行く超近代的な街が、様々に“江戸”を含み同居しています。まるで巨大なカオスのようですが、実はそれこそが人を引きつける要素なのでしょう。街にはあちこちに“稲荷”の社があるので、ひょっとしたら狐が支配している街かもしれませんねぇ。

      狐の三味線

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2012年2月17日 (金)

生還!

「こいつぁ春から縁起がいいわぇ」とは、お嬢吉三の名台詞・・・。

ナンと!見つかりました、36年物の自転車!
盗んだ中学生が返しにきたとか、警察から連絡があったとかではありません。全くの偶然です。

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今朝も、いつものように有東坂池まで散歩しました。
グルリと一回りして帰るつもりが、せっかくだから1枚だけ富士山を撮ろうと「誓願寺」の墓地の上を目指して歩いていると、駐車場の植え込みに倒れこむように一台の自転車が・・・ウン?アレッ?もしやと思って近づいてみると、確かに乃里子さんが長年愛用した自転車ではありませんか!

昨年の8月になくなった当初は、あちらこちらと随分探しましたが見つからず、長い間新しいのを買おうとせず、落ち込んでいたのを思い出します。なんせ長男とほぼ同じくらいの付き合いでしたから・・・。

「ウレシイ!こんなこともあるんだね~!」
「どうするの?乗るの?」
「勿論、乗ります!修理して乗ります!何色に塗り替えようかな~」

ゴロゴロと空気の抜けた自転車を引きながら、「半年の間よく頑張ったな!」と僕は、同士が戦場から生還してきたような昂った気持ちになりました。

ということで、今日は縁起がいいので「大黒様」です。

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2012年2月16日 (木)

江戸下町散歩 ④

昨日、『ALWAYS 三丁目の夕日’64』を見てきました。
しみじみとしました・・・。

僕は、「鈴木オート」の倅“一平”と同じ世代ですから、高度経済成長の只中に思春期を過ごした仲間ということになります。
劇中の一平がエレキギターを弾いていて、“不良”呼ばわりされていたのを、昔の自分とダブらせながら、懐かしく見ていました。

さて、この映画の1作目から重要なファクターになっているのが「東京タワー」です。
旅の二日目は、宿を出てから銭形平次の「神田明神」、婦系図の「湯島天神」と参拝して「東京タワー」に行きましたが、実はここも初めてなのです。
若い頃は、「東京タワー?・・・ダサいぜ!」なんてカッコつけてたもんだから行きそびれてしまって・・・だから本当に嬉しかった!

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分かりますかね~・・・先の地震で、天辺の避雷針が曲がっています。その工事のせいで、残念ながら“特別展望台”には上れませんでしたが、大展望台からのパノラマを十分堪能しました。
この日は天気も良かったので、富士山も綺麗に見えました。

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そういえば、「湯島天神」では“梅祭り”が始まっており、境内には賑やかに屋台が出ていました。受験シーズンとも重なり、沢山の参拝者が訪れていましたが、400本あるという梅ノ木の中で、本殿の横の白梅以外は殆ど固い蕾のようでした。

  ♪湯島通れば思い出す 
   お蔦主税の心意気
   知るや白梅 玉垣に 
   残る二人の影法師♪

古いな~!と思いつつも「湯島の白梅」を口ずさみつつ、最後の目的地浅草へと向かったのです。

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2012年2月15日 (水)

江戸下町散歩 その③

やって来ました「巣鴨」です!お婆ちゃんたちの“六本木”!

一度訪ねてみたかったので念願が叶いました。「地蔵通り商店街」は噂どおりの賑わいです。

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勿論、“とげぬき地蔵尊”で有名な「高岩寺」にも参り、線香を上げてきましたよ。境内にある“洗い観音”には行列ができていて驚きましたが、こうした場所に来る度に、悩み多く心弱き人間の本質が垣間見え、しみじみとさせられます。
しかし、そんな僕の思いなど吹き飛ばしてしまうほど、おばちゃん達のパワーの凄さを体感できました。

ブラブラと歩いているうちに陽が暮れてきたので、鬼子母神や早稲田に行く予定を変更し、「町屋」まで戻ることにしました。
ここはI氏が生まれ育った所。夜の食事は“もんじゃ焼き”です。僕が食べたことが無いと言ったので、連れて行ってくれたわけです。
勿論その存在は知っていて、静岡でも食べられるのでしょうが、「お好み焼もどきの、あんな水っぽい物うまいわけがない・・・」と今まで食べなかったのですが・・・文句無く美味かった!

疲れた足を引きずり、ほろ酔い気分で、本日の宿がある御茶ノ水まで帰ったのでした。

それでは今日は、巣鴨の“赤パンツ”ならぬ「赤大根」を載せます。

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2012年2月14日 (火)

江戸下町散歩 その②

都電荒川線は初体験です。

三ノ輪橋から早稲田までの区間12.2kmを走っていますが、その殆どは専用軌道です。だからこの路線は残ったんでしょうね・・・。

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僕は“乗り鉄”でも“撮り鉄”でもありませんが、発車時の「チンチン」というベルの音を聞くと懐かしさがこみ上げ、「三丁目の夕日」の世界に誘われて行くような錯覚をおぼえました。

まずは、三ノ輪橋の「ジョイフル三ノ輪商店街」にある『砂場』でモリソバを食べ、『おおむらパン』で買ったコロッケパンをパクつきながら、予定通りのスタートです。
そもそも“砂場”は、“藪”“更科”と共に蕎麦の3系列の一つです。
大阪生まれの“砂場”が江戸に進出してお店を増やすわけですが、ここの『砂場』は江戸時代から続いている2店の内の一つだそうです。
ちょっとおつゆが甘めだなぁ・・・。それにしても、区の文化財指定を受けているという建物は、なかなか趣がありました。

しかし一日乗車券の400円は安い!・・・続いて降り立ったのは「王子駅前」。
ここには落語「王子の狐」で有名な「王子稲荷神社」があります。

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この狐の顔・・・話の中に出てくる“人間に化かされる間抜けな狐”を髣髴とさせるでしょ?

神社を後に「飛鳥山」へ・・・
ここは云わずと知れた江戸時代からの桜の名所です。
八代将軍吉宗が、庶民が憩う花見の場所として造ったことはあまりに有名ですが、実は山と呼ぶには低すぎて、今は国土地理院から“山”として認定されておらず、地図にも記載されていないのです。“あばれんぼう将軍”が生きていたら、きっと文句を言うだろうな~!

さて本日は、世の中バレンタインデーということで大騒ぎをしておるようですが、欧米のキリスト教圏では、チョコレートではなく男女とも花を贈るとか・・・。
それでは皆様にも・・・薔薇の花をどうぞ・・・

        薔薇

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2012年2月13日 (月)

江戸下町散歩 その①

スミマセン・・・江戸へ行っていました。

数十年来の友人であるI氏とT氏とは、今までも四国やら東北やら色々な所へ一緒に旅をしています。
或るときは「櫻」の旅、或るときは「食」の旅、花を愛で、蕎麦を食い、歴史を辿りながら旅を楽しむ・・・なんて書くとカッコいいですが、まぁどちらかといえばいつも“珍道中”です。
今回は僕のかねてよりの希望であった「江戸下町の旅」が実現しました。

かつて東京には5年ほど住んでいましたが、行っていない所のナンと多いことか!・・・歩きたいところはたんとありますが、特に齢を重ねてからは時代小説の影響か、若い頃には興味の無かった下町情緒溢れる場所に魅かれるようになりましたねぇ。
昨年は「谷・根・千」を歩いたので、今回は「荒川線」沿線を見て歩くことにしました。
実はI氏の父上は、かつては都電の運転手だったので、荒川線沿いは子供の頃から氏の勝手知ったるホームグラウンドです。

ということで、I氏の後ろをくっついて歩けば良いという楽な旅は、京成線への乗換駅「日暮里」から始まりました。

「せっかくだから谷中の町でもブラリとしようか!」と歩いていると、偶然見つけたのが岡倉天心の住居跡・・・即ち、「日本美術院」発祥の地ですね。

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天心といえば、「日本美術学校」(現芸大)設立に関り、横山大観や下村観山ら多くの日本画家を育て、日本美術の概念を形作った“近代日本美術の父”といってもよいほどの偉大な人です。

僕も随分若い頃に天心の著した『茶の本』を岩波文庫で読んだ記憶がありますが、情けないことにもう何も覚えていません。
天心については、日本の近代美術史を勉強する上で避けては通れない人物なので、いつか茨城県にある「天心記念五浦美術館」でも訪ねてみようかと思っています。

霊園をブラブラした後、谷中の高台から「団子坂」を下り、京成日暮里駅へ急ぎました。

        薔薇

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2012年2月 9日 (木)

北街道の唄

今日はギターのレッスン日で、先生のお宅へ伺いました。
先生と知り合ったのは昨年のことです。
静岡の鷹匠町にある『フォークテラス海風』へ友人と二人で行ったとき、女性ボーカルの伴奏をしているのを聴き、僕が話しかけたのがきっかけでした。

こうして先生との縁を結んでくれた『フォークテラス海風』は、森下よしひささんという地元のフォークシンガーが開いているお店でした。
・・・でした・・・と過去形にしたのは、森下さんの病気のため昨年の11月に閉店してしまったからです。

このお店に初めて入ったとき、誰でもリクエストすれば歌ってもらえるものだと思い込んでいた僕は、「是非聴かせて下さい!」とお願いしたのです。
その日がライブステージの日ではなかったにもかかわらず、森下さんはニコニコしながら、「いいですよ!」と快く歌ってくれました。しかも何曲も・・・初めての図々しい客に嫌な顔ひとつせず・・・。

本日、練習を始める前に、「残念ながら、森下さんがお亡くなりになりました。」との知らせを聞きました。そして、それを伝える先生から深い悲しみを感じました。“同士”を失うということは本当に辛いことです。
しかし、森下さんは『北街道の唄』という名曲を残しました。

この曲は、地元の情報誌の依頼を受けて作ったものだそうです。
そして、闘病中だった森下さんを元気付けようと、先生たち音楽仲間が立ち上げたのが『北街道の唄PROJECT』です。
メンバーは、今でもライブを開いたりCDの販売も行ないながら、この曲を広める活動を行なっているようです。僕も何かお手伝いできればと思っているところです。

      十句観音経(水仙図)

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2012年2月 7日 (火)

写真

静岡は2日間本格的な雨が降りました。久しぶりです。
友人は花暦を見ながら、「今年は花の時期が全て遅れている。」と嘆いていました。きっと寒さだけではなく、雨が少なく乾燥が続いたせいもあるのでしょうね。木々や花々も、やっと一息ついていることでしょう。

先日の日曜日に、友人のMご夫妻が訪ねてくれました。
ご主人は写真を撮ります。しかもその腕前は“プロも裸足で・・・”というほどなのです。以前案内をいただいたグループ展に足を運び、そこに飾られていた作品を見てから、僕たちはMさんの作品のファンになったのです。

写真には、写してから作品に仕上げるまで様々なテクニックがあるのでしょうが、そうした技術的なこともさることながら、結局、何をどう切取るかという“切取る感性”がものを言うのではないかと、素人ながら思ったりします。
僕がMさんの写真を気に入っている所もそこなのです。なにげない街の風景の切取り方に独特の個性を感じます。
例えば、古い清水港を撮っても、ちっともダサくならない・・・「おっ、これってどこの港だい?」と思わせるような垢抜けたセンスがあるのですね。

写真といえば、僕が最初に感動したのは土門拳の『室生寺』でした。それまでの写真の概念を覆すような作品に驚きました。
そして、入江泰吉の“大和路の風景”も美しく大好きでしたが、これらの写真に出会った時期は亀井勝一郎や小林秀雄を一所懸命読んでおり、奈良に強い憧れを持っていたので、きっとその影響だったろうと思います。
だからそのころは見るだけで、自分で撮ろうなんて思ってもいなかったのです。

ところが最近、乃里子さんの作品を記録する目的だけで持っていたカメラを、下手くそながら外に向けるようになりました。
先述のMさんや沼津のTさん、そしてこのブログにも度々登場するissieさんなど、周りには良い先生が沢山いるので、これから少しずつ教わって修行をしようと思っているのです。

さて、今日は「夕日」の作品です。
ギャラリーの玄関を出ると、時々西の空に綺麗な夕焼けが見えます。

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2012年2月 5日 (日)

野暮用が重なって、春が来たのを忘れていました。

一昨日の「節分」の夜、“豆まき”だけはしたのですが・・・

200723            (毎日の般若心経「豆まき図」)

「鬼はそと~!」と豆をまき、邪気を祓って一年の無病息災を願う行事は、わが家でも子供たちが小さい頃から欠かさず続けています。
元来、家長たる父親が豆を撒くはずですが、なぜか毎年鬼の役でしたねぇ。二人になってからは、お互いに豆をぶつけ合っていますが・・・。

「鬼」といえば、わが国の深層文化の一つです。
日本人であれば、子供の頃から「鬼ごっこ」だの「鬼に金棒」などの言葉や、「桃太郎」などの物語から、見たこともないその存在を意識し、恐ろしいイメージを膨らませながら育ってきたはずです。
かといって、「鬼」に対して“負”のイメージだけが形成されたわけではありませんね。例えば、「仕事の鬼」とか「鬼才」などと用いる場合は、何だか頼りになる存在という感じがしますし、「鬼の目にも涙」なんて“哀愁”を感じたりしませんか?

鬼にかかわらず、こうした異形の物語は他にも沢山ありますが、エース格はやはり「鬼」でしょうね。
「暗・陰」の部分が多かった時代の人々は、こうしたものに“恐れ”と“畏れ”を感じて生活していたわけですが、「明・陽」の時代の現代人は特に“畏れ”を忘れた傲慢な人間になってしまいましたねぇ。

さて、豆まきには「春を呼び込むために冬=鬼を追い出す」という意味もあるそうです。春も、もうそこまで来てますねぇ・・・。

      鬼の念佛(大津絵より)Dsc04246

2012年2月 3日 (金)

あおもじ

温暖の地静岡に住んでいて、「寒い!」なんていうと叱られるかもしれませんが、この頃は静岡でも寒いというより“冷たい”という表現の方が適しているような毎日です。

「こんな時は運動にかぎる!」・・・ということで、お店を開く前に表具屋さんまで歩いて行くことにしました。
裏打ちの出来上がった作品を小脇に抱え、帰る途中の花屋さんで「あおもじ(青文字)」という珍しい植物の枝を見つけ、1本120円也の枝を2本買って帰りました。

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「あおもじ」ってご存知でしたか?僕は初めて知りました。
早速調べてみると、クスノキ科の植物で中国地方以南に生える落葉樹です。上の写真の小さな蕾の一つ一つに3~4個の花が内包されていて、黄緑の小花を集団で咲かせるそうです。きっときれいでしょうねぇ、見てみたいものです。

この花は早春に開花するので、春を告げる花なんだそうです。
各地で大変な雪の被害が出ていますが、もう少しの辛抱です。確実に春はやってきていますから・・・。

さて今日は、先日ここでも紹介した赤大根「紅化粧」の作品です。やっと仕上がりましたので見てください。

       紅化粧と椿花

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2012年2月 1日 (水)

2月の開廊日と個展日程

<2月の開廊日> 

   3日(金)・ 4日(土)・ 5日(日)

  10日(金)  土・日はお休みさせていただきます。

  17日(金)・18日(土)・19日(日)

  24日(金)・25日(土)・26日(日)

  

<2月の個展とサイン会>

 名古屋高島屋  (個展日程 1月25日~2月7日)
            サイン会 2月4日(土)
 14:00~16:0

  岐阜高島屋     (個展日程 1月25日~2月7日)
              サイン会 2月5日(日)
 14:00~16:00

 京都大丸     (個展日程 2月15日~2月28日)
              サイン会 2月25日(日) 14:00~16:00

  大阪高島屋      (個展日程 2月15日~2月28日)
              サイン会 2月26日(日)
 14:00~16:00

        薔薇

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